犬と猫のノミ・マダニ予防とSFTSの脅威について解説|東京、調布市でも注意は必要?

犬と猫のノミ・マダニ予防とSFTSの脅威について解説|東京、調布市でも注意は必要?

「東京に住んでいるから、ノミやマダニの心配はない」と思ったことはありませんか?しかし、こうした考え方は、犬や猫だけでなく飼い主様の健康にも思わぬリスクを招くことがあります。


近年では、東京都内やその周辺でもSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の感染報告が増えており、特に調布市のような緑が多い地域では注意が必要です。また、SFTSの原因となるマダニは、犬や猫だけでなく人間も感染するため、日頃からしっかり予防しておくことが大切です。なお、ノミも様々なウイルスを媒介します。家中に蔓延し犬や猫だけでなく人にも影響があるため注意が必要です。


今回は、犬や猫のSFTSの正しい知識と予防の重要性などについて解説します。


ノミ・マダニってどんな寄生虫?

ノミやマダニは、動物の体の表面に寄生して血を吸う外部寄生虫です。犬や猫に寄生すると、皮膚が赤くなったりかゆみが出たりする皮膚炎の原因になり、さらに状態が悪化すると貧血を招くこともあります。


ほかにも、アレルギーを引き起こすきっかけになる場合もあり、犬や猫の快適な生活を大きく損ねてしまいます。


中でもマダニはSFTSウイルスを媒介するため、皮膚トラブルだけでなく感染症の面からも特に注意が必要です。


SFTS(重症熱性血小板減少症候群)とは?

SFTSとは、マダニが媒介するウイルスによって引き起こされる感染症です。マダニに咬まれた際、その唾液に含まれるウイルスが体内に入り、感染が成立します。SFTSは、人と動物の両方に感染する「人獣共通感染症」のひとつで、人では発熱や倦怠感、下痢、嘔吐といった症状が現れます。特に恐ろしいのは、重症化すると命にかかわるケースもあるという点です。人では致死率が、免疫力の低い高齢者などでは30%を越えるといわれています。


なお、現在はSFTSに対する有効な治療法は確立されておらず、対症療法のみが行われています。つまり、かかってしまった場合には症状を和らげる処置しかできないため、定期的な予防が何よりも重要です。


また、SFTSは猫で重症化しやすい傾向があるため「猫だけの病気」と誤解されることがあります。しかし、犬が感染源となる可能性もあり、犬や猫と暮らすすべての飼い主様にとっても注意すべき感染症です。


感染の広がり方|マダニ→犬や猫→人へのルート

SFTSの感染経路は、主に以下の3つがあります。


①マダニに咬まれた人が感染する
②マダニに咬まれた犬や猫が感染する
③感染した犬や猫の血液や唾液などの体液から、人へと感染する


中でも注意したいのが「感染した犬や猫との接触による感染」です。実際に、感染した犬や猫を看病していた飼い主様がSFTSを発症した事例も報告されています。


このように、犬や猫が感染すると、その影響は彼らだけにとどまりません。そのため、ご家族全員の健康に関わる問題として考えることが大切です。


都市部でも要注意|マダニの感染リスク

マダニというと「自然の多い地方にしかいない」と思われがちですが、実際には公園や河川敷、住宅街の植え込みなど、都市部の身近な場所にも広く生息しています。調布市のように自然が残る地域では、散歩中に犬や猫がマダニに咬まれて来院されるケースも多いです。


ただし、こうした屋外だけでなく、マダニは人の衣類やほかの動物を介して家の中に入り込まれることもあります。


ほかにも、マダニに感染した野生動物が都市部へ移動することで、ウイルスそのものが持ち込まれるケースも確認されています。その結果、地域に関係なく感染リスクが広がっているのが現状です。


このように、「都会だから安全」とは言い切れず、どの地域でもマダニに注意する必要があります。安心して暮らすためにも、日頃から予防を続けることが大切です。


なぜ年中予防が必要?|秋冬も油断できない理由

ノミやマダニは暖かい時期に活発になるため、「寒くなればいなくなる」と思われがちですが、実際にはそうではありません。気温が10℃以上あれば活動できるため、秋や冬でも完全にいなくなるわけではないのです。


さらに、室内は暖房によって一年中あたたかい環境が保たれやすく、ノミやマダニが生き延びる条件が整っています。特に、室内で暮らす犬や猫では、秋冬でもノミ・マダニが繁殖する可能性があるため、動物病院で処方される予防薬を毎月継続して使うことが大切です。


なお、予防薬にはスポットタイプ(垂らすタイプ)、飲むタイプなどがあり、生活環境や犬や猫の性格に合わせて選ぶことができます。


また、予防薬の使用に加えて、外から帰った際に被毛を軽くチェックしたり、室内をこまめに掃除したりすることも、感染リスクの軽減に役立ちます。


まとめ|家族みんなの健康を守るために

ノミやマダニ、そしてSFTSは、特定の地域や季節だけで起こるものではありません。東京を含む関東地域でも感染報告が増えており、私たちの生活に近い場所で発生している問題といえます。中でもSFTSは、人と動物のどちらにも感染し、重症化すると命に関わることがあるため、散歩後の体のチェックや、定期的な予防薬の使用を習慣にしておくことが大切です。


当院では、トリミングやペットホテルをご利用の際にも、スタッフが犬や猫の体調や皮膚の状態を確認し、早期に異変に気づけるよう努めています。また、ノミ・マダニの予防方法や、季節ごとのリスクについても、獣医師が丁寧にご説明いたしますので、分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。


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